出版社内容情報
【文学/日本文学評論随筆その他】まだまだ働き盛りと思っていても、次第に「老い」や「死」を意識し始める50代。ゲーテ、宮沢賢治、『論語』、『ギリシャ神話』などの文芸作品に導かれながら、人生の後半戦の楽しみ方や、不安を解消するすべなどを説き起こしていく。
齋藤孝[サイトウタカシ]
内容説明
教養こそが人生の幸福度を上げる武器。古今東西の賢者に学ぶ「円熟期」の作法!人生90年時代を迎え、問われているのが「余生」の過ごし方。「エネルギー」と「価値観」をギアチェンジして、これからの時間を楽しいことだけで埋め尽くそう。ゲーテが到達した生きることの意味。福沢諭吉の「社交のすすめ」。生まれたからには一度は読みたいドストエフスキー。古典から現代作品まで縦横に参照しながら、先達たちの教訓を学ぶ。あなたの人生後半戦を豊かに彩る教養への招待!
目次
序章 「人生時間」を考える
第1章 趣味を究める
第2章 学びの真髄に触れる
第3章 社会に貢献する
第4章 社交を楽しむ
第5章 孤独と付き合う
第6章 老いや死と向き合う
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。日本語ブームをつくった『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞。テレビ・ラジオ・講演等多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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