朝日新書<br> 年を取るのが楽しくなる教養力

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朝日新書
年を取るのが楽しくなる教養力

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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022736796
  • NDC分類 159
  • Cコード C0295

出版社内容情報

【文学/日本文学評論随筆その他】まだまだ働き盛りと思っていても、次第に「老い」や「死」を意識し始める50代。ゲーテ、宮沢賢治、『論語』、『ギリシャ神話』などの文芸作品に導かれながら、人生の後半戦の楽しみ方や、不安を解消するすべなどを説き起こしていく。

齋藤孝[サイトウタカシ]

内容説明

教養こそが人生の幸福度を上げる武器。古今東西の賢者に学ぶ「円熟期」の作法!人生90年時代を迎え、問われているのが「余生」の過ごし方。「エネルギー」と「価値観」をギアチェンジして、これからの時間を楽しいことだけで埋め尽くそう。ゲーテが到達した生きることの意味。福沢諭吉の「社交のすすめ」。生まれたからには一度は読みたいドストエフスキー。古典から現代作品まで縦横に参照しながら、先達たちの教訓を学ぶ。あなたの人生後半戦を豊かに彩る教養への招待!

目次

序章 「人生時間」を考える
第1章 趣味を究める
第2章 学びの真髄に触れる
第3章 社会に貢献する
第4章 社交を楽しむ
第5章 孤独と付き合う
第6章 老いや死と向き合う

著者等紹介

齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。日本語ブームをつくった『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞。テレビ・ラジオ・講演等多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さぜん

52
50歳を迎え、さてこの先どうするかなあという私に色々な指南を与えてくれる一冊。斎藤先生の言葉は潔くキレがあっていい。まだまだ読みたい本は沢山あるしアナザーワールドも広げたい。古典も名作も読みたい。やりたい事あるじゃん、私。子供達が巣立つまでは目の前の事を頑張る。70歳まで生きるにしてもまだ20年ある。新しい事だって始められるんだ。頑張ろ。2017/07/25

布遊

46
斎藤孝さんの本は、図書館で見かけると借りて読むのですが・・いつも感心するのは、凄い読書量です。そして、わたしなど、どの本にどのようなことが書いてあったのか、忘れてしまうのですが・・映画も見て、音楽も聴いています。1日をどのように過ごしているのでしょう~この本のように生活すれば、リタイヤしても退屈とは無縁ですね。*規則正しく暮らすことは、孤独を寄せ付けない防除策になる。2021/08/16

Twakiz

37
年齢が上がってきて若いころのようなガシガシと覚える,すっと頭に入るといったことは何につけてもなくなった.不惑を過ぎたがとまどってばかりだなぁと思う.齋藤先生の本はいつも冷静沈着で人を見下すところがなく好みである.年をとっても自分なりに何か学んでいくことの大事さや複数のコミュニティに身を置くことなどを説いている.今後は,読む本ももう一段レベルの高い(何をもってレベルとするかどうかは難しいが)ものにも挑戦してみよう.もう2月ですね.2017/02/01

団塊シニア

27
年をとり生きるとは何なのか、人間とは何なのかとか哲学的なことを考えるようになったことは確かである、そして作者がいうようにオンとオフのバランスをとることが大切だと実感してます。2019/07/14

カレー好き

26
齋藤孝先生の本。伊能忠敬は55歳から全国を17年間歩いて回り測量し地図を作成した。年を重ねてからも新しいこと、興味あるものに手を出していこう。長生きをすることが楽しみになりました。☆4つ2020/08/29

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