内容説明
リップスティック、ショルダーバッグ。創ったのは一人の天才起業家だった。その名はシャネル―。貴族趣味を時代遅れにし、大衆消費社会の寵児に。ひた隠しにした出自とセレブとの交流、大国アメリカへの親愛感と悔蔑。辛辣な「シャネル語録」から伝説の生涯に迫る、ファッションブランド研究の第一人者、待望のまるごと一冊シャネル論。
目次
第1章 贅沢革命1―アンチ・ゴージャス
第2章 贅沢革命2―偽物のチカラ
第3章 著作権無用論―マスの思想
第4章 起業家シャネル―ブランド・ビジネス
第5章 スタイルはライフスタイル
第6章 はたらく女
著者等紹介
山田登世子[ヤマダトヨコ]
福岡県生まれ。フランス文学者。名古屋大学大学院博士課程修了。現在、愛知淑徳大学現代社会学部教授。「ファッション・ブランド論」を教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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