朝日文庫
父の戦記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 380p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022615893
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

北はシベリア、千島列島から南はガダルカナル島まで。かつて大日本帝国と言われた戦地で、私たちの父は何を体験したのか。率直な言葉で綴られるのは、戦争と人間のあまりに赤裸々な現実である。週刊朝日が敗戦から20年目の年に募集した、無名戦士50人の戦争体験記を復刊。

目次

戦陣訓は許すことなし(中国北部)(平野正巳)
閉ざされた少年の眸(内モンゴル)(大越千速)
コレラ地帯行軍記(中国南部)(杉本雄三)
暗夜に消えた工作員(中国中部)(小板寿亀)
挺身奇襲隊の風船旅行(中国東北部)(山田敏文)
「礼栓」とともに(中国北部)(松村揚七郎)
火柱は海を染めた(東シナ海)(下平真市)
没法子な牛のはなし(中国南部)(田村昌夫)
護送列車から暁の脱出(中国東北部)(関正信)
吹雪の中の花嫁行列(中国北部)(中山正男)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おの

3
図書館本。たまたま手にとって。壮絶である。たまに出てくる人間同士の交流が心温まる。南方戦線の悲惨さよ…。一方で、場所によっては戦争とは思えぬほど穏やかだったり、運命とはわからぬものだ…。2020/08/01

青葉麒麟

3
本当に生々しい体験記ばかり。硫黄島での味方同士の水の奪い合いはゾッとした(;´д`)2012/06/11

きらめけ

2
読みやすい。 ひたすら残酷な話多いけどちょこちょこ友情感動系もある。 ただパンピーの現地商社マンに軍刀持たせて超即席将校にして放り出すのはエグすぎ。2019/05/14

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