朝日文庫<br> アインシュタインの宇宙

朝日文庫
アインシュタインの宇宙

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  • サイズ 文庫判/ページ数 340p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784022607218
  • NDC分類 443.9
  • Cコード C0142

内容説明

アインシュタインの相対論はニュートン力学の絶対性を突きくずす最初の理論であった。その威力はすさまじく、宇宙構造についての見方をがらりと変えた。真空宇宙、ビッグバン、ブラックホール、暗黒物質、宇宙の果て…。相対論をふまえ、研究最前線から宇宙の謎をわかりやすく解き明かす。

目次

アインシュタインのたまご―ブラックホール、なぜ
宇宙のはじまり
アインシュタイン生誕百年
宇宙物理と私
宇宙論のキーワード(物質と構造;時空と量子)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

猫丸

13
著者は肩肘張らないで書いたつもりだろうが、物理学に疎い身からは難解至極だ。主題はブラックホール、アインシュタイン、宇宙の創生。これらを貫く視点が物理法則であり、対象のサイズによって古典物理、特殊相対論、量子力学を使い分けているってことでいいのかな。それですべてを統一する理論が待たれるんでしょうね。理論系の物理学者は数学者の仕事の一部を兼ねている。新規方程式を創出したり、具体的な解を見つけたり、式の意味を考えたり。宇宙論の最前線は「星空のロマン」とは異質な、高度に知的な遊戯が行われる場所のようだ。2022/12/21

boyblue

0
宇宙の外は何なのか考えると夜も眠れなくなるが、それは従来の空間の概念にとらわれているだけだとわかる。そもそも既成概念にとらわれていては理論物理学者として大成はできないのだろう。ただ物理理論がこれだけ美しく証明されると宇宙は神がつくった遊びなんじゃないのって考えも一理あるなと思ってしまう今日この頃。2009/12/01

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