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朝日選書
国際シンポジウム 溝口健二―没後50年「MIZOGUCHI 2006」の記録

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  • サイズ B6判/ページ数 285,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022599223
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0374

内容説明

溝口健二没後50年を迎えて開かれた国際シンポジウム「MIZOGUCHI 2006」。海外からは『ミツバチのささやき』『エル・スール』のビクトル・エリセ、『一瞬の夢』『長江哀歌』のジャ・ジャンクーら世界的監督と、世界でもっとも早く溝口を発見した映画評論家ジャン・ドゥーシェが、国内からは井口奈己、柳町光男、山崎貴ら気鋭の監督、芥川賞作家で映画評論も手がける阿部和重、そして溝口健二の助監督を長く務めた田中徳三が、さらに溝口作品を彩った香川京子、若尾文子らスターが一堂に会した。コーディネーターは、蓮實重彦と山根貞男。ヴェネチア国際映画祭で三年連続受賞という快挙を成し遂げ、今なお世界各国の映画監督に影響を与えつづける溝口作品に、「はじめて」出会う人々に向け、その新たな魅力を検証する。巻末に蓮實重彦、山根貞男、木下千花らによる書き下ろし溝口論を収録。

目次

シンポジウム(日本における溝口;女優の証言;助監督の証言;世界が見た溝口―海外と国内の参加者たちを交えて;シンポジウムを終えて 発掘された溝口健二)
論考(サイレントからトーキーへ、その狭間での冒険『滝の白糸』『折鶴のお千』について;言葉の力―溝口健二監督『残菊物語』論;世界の中のミゾグチ、溝口の中の世界)

著者等紹介

蓮實重彦[ハスミシゲヒコ]
映画評論家・フランス文学者。1936年、東京生まれ。85‐88年、映画季刊誌『リュミエール』編集長

山根貞男[ヤマネサダオ]
映画評論家。1939年、大阪生まれ。69‐71年、映画批評誌『シネマ69』を編集・発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rinrin

1
【BOOK(2014)-218】!!!!!!!!2014/11/13

i-miya

1
山根貞男1939 大阪生まれ 2006.08.24 記念撮影 SS01 日本における溝口健二 『お遊さま』1951田中絹代 山崎貴 ○ 何層にも重ねられた表現のレイヤー 島村達雄社長 アニメーション界では有名 『雨月物語』だけは見とけよ すごい『近松物語』 モブシーン(群集シーン) タイムスリップ ○ 「すばらしさ」を言葉にする 『近松物語』の浪花千栄子 演技指導しない キャメラ覗いたこともない 井口、ショック もう映画とらなくてもいいのでは 山根『わが恋は燃えぬ』 大井憲太郎 景山英子 菅井一郎2007/07/06

Gen Kato

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溝口健二映画が大好きなので楽しく読みました。名作はいわずもがな、これまで評価が低かった作品を改めて観なおすべきだというのは本当に同感。時代の傾向や流行が彼方に過ぎ去ってみれば、残されるのは一個の純度の高い「作品」で、そこにあらわれたものこそ作家の本質であり才能なのだと思います。2014/03/21

ぜっとん

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見たい映画がまた増えた。エリセの映画も観なきゃなあ。2013/06/09

にっつぁん

0
ヴィクトル・エリセの兵役時代のエピソードが素晴らしすぎる。2011/07/19

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