長崎・天草 潜伏キリシタン祈りの里―池田勉写真集

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  • サイズ B4判/ページ数 215p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784022587022
  • NDC分類 198.221
  • Cコード C0072

出版社内容情報

7月にユネスコの世界文化遺産登録が決まる「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」写真集を緊急出版する。200年余も密かに信仰を守った人たちの集落や島々の清冽な四季は旅情をかき立てずにはおかない。また貴重な隠れキリシタン秘儀も収録する。

内容説明

世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」12の構成資産を収載。

目次

天と地の物語
伴天連追放令と二十六聖人の殉教
キリスト教禁止令による迫害そして潜伏
平戸・生月の潜伏キリシタンと殉教
島原半島のキリシタンと島原・天草一揆
大村キリシタン王国の光と影
潜伏キリシタンの里・外海地区
外海から五島へ 海を渡るキリシタン
信徒発見
長崎と天草 キリシタンの里巡礼

著者等紹介

池田勉[イケダツトム]
1942年長崎県生まれ。造船会社で船舶に関する研究開発に関わる傍ら、アマチュア写真家として写真活動に取り組み、様々なテーマで撮影した作品を写真展や写真出版などで発表。また、国際写真サロン展をはじめ多数の写真公募展で入賞入選を重ねる。会社を定年退職後、日本写真家協会(JPS)会員となり、現在はプロ写真家として多方面で活動している。日本写真家協会(JPS)会員。全日本写真連盟会員(総本部理事)。英国王立写真協会(RPS)会員(日本支部理事)。長崎県美術協会会員。長崎市美術振興会会員。三彩写真会会長・講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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かおりんご

28
写真集。これ、すごくよかったです。世界遺産に登録された教会はもちろんのこと、そうじゃない長崎の教会も紹介されていて、行った気分を味わえます。私が行ったことのある教会も多く載っていて、懐かしい気分になりました。写真だけではなく、ちょこちょこ説明もあるので、長崎のキリスタン史も勉強できます。本当に美しい写真ばかりで、見ているだけでも十分楽しめます。2018/10/20

やどかり

20
キリシタンの歴史にも触れられ、各所の当時の状況なども書かれている。二十六聖人が歩いたであろう峠道、当時の人も通った参道や洞窟。とても趣きがあり、人々の思いが残っているのだろうか。神聖な土地のように感じた。最後に各地の教会の写真もあるので、訪ねて行きたくなる。まずは平戸をゆっくり訪ねてみたい。2022/03/06

HITO

2
これはインパクトがあった。知らない歴史だった。これが隠れキリシタンと殉教の歴史か…。知らないことが多い。2018/09/01

tuppo

1
宗教などなくとも漁村として暮らしていけただろうに何故ここまで広がったんだろうという不思議。それは不要でもあったんじゃないかと。大きくは弾圧だけど小さく見ると寡占しての信心圧力みたいなものもあったのではと。救いが必要な人ってそんなにいる?みたいな疑問かも。2024/04/06

紅茶派

0
よい写真集でした。長崎が多くて、天草は少なかった印象。隠れキリシタンと潜伏キリシタンは、いつごろから分けて表記するようになったのだろうか。2022/09/24

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