内容説明
展覧会「オードリー・ヘプバーン:私のスタイル」展は、今も変わらず世界中で愛され、我々に生きる勇気を与え続けているオードリー・ヘプバーンの魅力、生き方、そしてスタイルに焦点をあて、改めて見直すものである。「ローマの休日」や「麗しのサブリナ」などで使われた衣装を中心に、映画の名場面の映像や未公開写真を展示。また、晩年ヘプバーンが力を注いだユニセフでの活動も紹介する。本書は、この展覧会公式カタログの豪華愛蔵版である。
目次
オードリー、お誕生日おめでとう(ステファニア・リッチ)
スタイルの理由(ジャンルカ・バウザーノ)
オードリーと歩く(ジャンニ・サルヴァテラ)
ファニー・フェイスの表情(ボブ・ウィロビー)
ダンサー(ヴァレンティナ・コルテーゼ)
エレガンスの粋(ビリー・ワイルダー)
シンプル、ピュア、ハーモニー:生き方のスタイル(ユベール・ド・ジバンシィ)
世界の子供たちのために(ロバート・ウォルダース)
オードリーのワードローブ
フィルモグラフィ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アン
100
気品に溢れたチャーミングな笑顔の『ローマの休日』、ジパンシィのドレスを優雅に纏って踊る『麗しのサブリナ』、洗練された美しさが際立つ『パリの恋人』、ブラックドレスがお洒落な『ティファニーで朝食を』、『マイ・フェア・レディ』での華麗な魅力…。揺るぎない信念と情熱、他者への尊重と情愛、誠実さと謙虚さ。永遠の妖精と謳われ、晩年の慈善活動で子供を抱くオードリーの瞳は神々しいほどに美しく優しい。エレガントな佇まいは、これからもずっと私の憧れ。「神がオードリーの頬にキスをしたんだよ。」(ビリー・ワイルダー) 2020/05/08