市民自立の政治戦略―これからの日本をどう考えるか

市民自立の政治戦略―これからの日本をどう考えるか

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  • サイズ A5判/ページ数 253p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784022564993
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0030

内容説明

日本国憲法が生まれて45年、五五年体制が成立して37年。戦後政治の「過去」と「現在」を分析し、日本の「未来」を展望する21の論考を集成。レイバー・ポリティクスの視点から、よりよき社会を作るための路線を提起する。

目次

第1部 今、世界はどう変わりつつあるか(パックス・アメリカーナの行方;EC統合とCSCEの国連化―一つの理論的覚書;東欧・ソ連革命が提起するもの;西欧社会民主主義の経験に何を学ぶか)
第2部 日本政治の現状と課題(日本の政治の仕組み―目指すべき政治改革とは何か;二一世紀へ向けての社会福祉;冷戦の終焉と国際政治の変化;日本の平和・安全保障政策)
第3部 戦後日本政治と労働運動―その総括と展望(保守優位の戦後政治と労働運動のかかわり;労働組合の政治への取り組みにはどのような問題があったか;新しいレイバー・ポリティクスをめざして)
第4部 新しい社会と政治を求めて(日本における「新しい社会運動」の展開;日本のフェミニズムの現状と課題;「新しい社会運動」と労働組合の提携の条件;新しい経済・社会モデルを求めて;国際労働運動の現状と課題;日本における外国人労働者問題)
第5部 新しい政治理念による政権交代のために(労働組合運動の政策課題と政治課題;日本における社会民主主義の可能性;新しい政治理念による政界再編成を)