内容説明
子どもたちの悲鳴が聞こえる。少女殺人の“犯人”とされた少年が無実を訴える「みどりちゃん事件」をはじめ、数多くの少年事件にかかわってきた弁護士が、〈学校〉と〈家庭裁判所〉の両面から子どもたちの人権と適正な法手続きの確立を訴える。
目次
1 学校生活と子どもの人権(日弁連シンポジウムにかかわって;校則をめぐって;いじめにかかわって;体罰について)
2 少年審判にかかわって(捜査をめぐる問題点;付添人制度をめぐって;少年審判をめぐって;抗告手続きをめぐって;少年事件の「再審」をめぐって)
3 〈子どもの権利〉と〈子どもの人権〉