出版社内容情報
小学４年生の子がいる晴日（はるひ）の家に、ある日一本の電話が。それは「PTAの役員に推薦されました」という内容で……「PTA」って一体何のためにあるの？ 実際に３年役員を経験した著者が分かりやすく描くコミックエッセイ。
内容説明
私たち一体、何のためにやってるの…？平日の会議、あふれ返るＬＩＮＥ、夏まつりに運動会の準備、息もつまる学級委員決め…やることばかりのＰＴＡ活動だけど、実際、何をするの？何が大変なの？本部役員を３年務めた著者が、ＰＴＡに悩むすべての人におくるコミックエッセイ！
目次
１ はじまり（はじまりは１本の電話；本部役員説明会 ほか）
２ １学期（学級委員選出；総会 ほか）
３ ２学期（２学期はじまる；本部役員決め ほか）
４ ３学期（３学期；おそるべしカンペキ病 ほか）
著者等紹介
細川貂々［ホソカワテンテン］
１９６９年生まれ。セツ・モードセミナー卒業後、漫画家、イラストレーターとして活動。著書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ででんでん
90
保育園・幼稚園の保護者会長、そして小学校PTA副会長と、こんなに当たる?というくらい当たってきたので、懐かしさから手に取ってみた。小規模校だからか、私のところは全部選挙方式だった。幼稚園のときは同じ票数になった人と話し合い、「私は絶対ムリ。やったら病気になる」と言われて…。その人の子どもは末っ子。私は真ん中の子で、まだ末っ子が小さかったから、かなり粘ったけど駄目だった。でも、ででんがやるなら…と、協力を申し出てくれる人もいてくれて人間関係は豊かに。いろいろと嬉しいこともあった。今も変わらないのかな…複雑。2021/01/31
どあら
33
図書館で借りて読了。学校によってやり方が色々なんだなぁと思い、面白かったです❢ うちは旦那が中学PTAで委員会の長を１年やり、私が高校PTAを３年間やりましたが、友達が出来て今でもお付き合いが続いています。やってる間はシンドイこともありましたが、前向きに捉えて楽しむことにしたら気持ちも楽になりましたよ(^o^) 2020/09/26
はっち
23
読友さんのレビューで読みたくなり図書館で早速見つけました PTA懐かしいです 幼稚園、小学校と何故か本部役員まで流れつきました 今となっては良い思い出ですが当時は2度と関わりたくなーいと思ったものです 田舎の町の小さな学校だったので色んな情報が飛び交い自営業であるが故に狙われたりと最初は怖かったな ほんとに泣き出す人もいたり(^_^;) 無駄やなーと思う部分も多かったですがコロナ禍を経てPTAのあり方も変わるのかもしれませんね 2021/02/01
assam2005
23
大変だよな、PTA。小学校は特に。PTAだけでなく、学級役員やら地区役員やら子供会やら、避けられないのが溢れてる。一年間苦労を共にしたメンバーとは仲良く喋れるようになるのはメリット。しかし、この会長のように「PTAをなくしたいから会長やります」はできないわー。押し付け合いの雰囲気を避けたくてもここまで実行できる人はなかなかいない。そういう人と話する機会があったのはメリット。「すぐムリって決めつけるのよくないよ」と言い、協力してくれる家族。しんどさと引き換えに得た周りの気遣いはちょっとした宝物ですね。2020/06/04
西澤 隆
10
僕は会長を小中でやったし市P連で県大会のホストをしたり県P連で日P大会のスタッフをしたりしたけどPTAはなくすべきだと思っている。だけどそのためには会長が１年交替じゃできないわけで本書に出てきた「なくしたいから３年会長」が出てくるのはすごくリアルに感じた。できない理由をプレゼンしたりみんなで無言の圧力をかけあったり。もっとサラっとしたボランティア組織に組み直しできるだろうし任意会員ながら実際は強制参加な先生の立場も思えばコミスク＋数人の本部役員のみ、上位Pからは脱退ってのが身の丈に合ってるのではないかな。2020/05/15
