出版社内容情報
エッセーと一コマ漫画で綴る『ステキな奥さん ぶはっ』シリーズ第2弾! 四十路もベテランとなった著者の、ますます磨きのかかった妄想と日常をお届け。また四コマ漫画のほか、巻末付録には愛猫の視線で描いた漫画の書き下ろしも!
内容説明
「ドブ川に捨てる力」で続くオトナ女子の友情、「この本買ったらお金なくなる?」ムスメの大声にかたまる母の心…40代後半戦を大笑いに苦笑い、福笑いで綴る大人気エッセー第二弾!巻末付録に家族ネコ、トラとマツの描きおろし漫画も!エッセー42本+4コマ漫画6本!
目次
1 妻なアタシ(ドキドキ、貼り紙ライフ;鬼はおまえじゃ!;バリカン朝活してみたら ほか)
2 母なアタシ(ムスメのせいじゃない…;昔はコーヒー、いま大根;銀座で家で「はい、そこまでよ」 ほか)
3 私なアタシ(相談相手が間違ってる;若い人にはわかるまい;つまらない絵というオシゴト ほか)
著者等紹介
伊藤理佐[イトウリサ]
1969年生まれ、長野県諏訪郡原村出身。デビュー作は87年、「月刊ASUKA」に掲載された「お父さんの休日」。2005年、『おいピータン!!』で第29回講談社漫画賞少女部門受賞。06年、『女いっぴき猫ふたり』『おんなの窓』など一連の作品で第10回手塚治虫文化賞短編賞受賞。07年、漫画家の吉田戦車さんと結婚。10年、第一子出産(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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シルク
39
ただ面白い、ほんわりする、だけではない気がした。「ビジネスホテルの壁に飾ってある絵は、どーしてどれもこれも、どーでもいいような何の印象にも残らない絵なのだ?」に関する考察には、「おぉお!!!」と、思った。不意に凄まじい一撃を喰らった感じ。伊藤理佐考える――どうしてホテルの絵って、どれもあんな絵なんだろう? 無味無臭と言うか無味乾燥というか。……だけどある時気付いた。いちいち、この壁の絵が何か主張してたら、うるさくってたまんない。そうかこいつら、「何もしない」って仕事を、見事に果たしていたのか……! ての。2018/09/27
るぴん
33
あ〜、その気持ちわかるよ〜!というのが以前より増えたような気がするエッセイ。私がおばさんになったから?理佐さんと年代が近いから?何だか自分がどんどん理佐さんに似てきたような気がする…( ̄▽ ̄;)2017/07/26
るぴん
30
再読。共感8割、共感できなさ2割かな。何も考えずに読んでリラックスできる1冊。また何年かしたら読み返そう。2019/04/13
カール
28
新聞でも読んでるはずだけど、案外と忘れていました(^^; 前作よりも何だかインパクト弱めな気がしたのは私だけかな?それでもあるある!と共感するお話もチラチラ。孫はまだいないけど「帰る人が好き」というエッセイは頷く人がたくさんいるだろうな〜と思いました。大根と籠のお話は印象的で読んだ記憶がありました。2017/08/25
AKIKO-WILL
27
図書館:久しぶりに伊藤理佐さんのエッセイ読んだ!脱ユル系なエッセイに肩の凝りがほぐれる。猫2匹増えているし。娘は、幼稚園から小学生に!おんなの窓も読んでいるから時系列が狂った。やっぱり飲みは基本なんだね!2020/12/10