瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと

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  • サイズ A4判/ページ数 60p/高さ 20X22cm
  • 商品コード 9784021003059
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0074

出版社内容情報

瀬戸内寂聴「生誕100年記念」ドキュメンタリー映画のパンフレット。中村裕監督が17年間密着した貴重な記録からの映像カットや、ゆかりの品々を巻頭カラーで紹介。晩年の2年間を監督が綴る撮影日記「寂聴先生とぼく」では国民的作家の本音、誰も知らない姿が語られる。作家の足跡をまとめた「書斎の変遷」や語録「忘れがたいことば」、ゆかりの人のインタビューなども収載。〈いかに生き、老いていけばいいのか〉。現代人に向けてのメッセージともなる金言の数々が詰まった、寂聴ファン垂涎の一冊。

内容説明

「もっと自分を愛しなさい。そうすれば人生が変わります」いかに生き、老いていけばいいのか―。大正、昭和、平成、令和と4つの時代を生きた国民的作家が語る金言の数々と、17年間の秘蔵映像。

目次

先生の“遺言”(中村裕)
99年生きて思うこと
ゆかりの品々
“撮影日記”寂聴先生とぼく(中村裕)
書斎の変遷
寂聴さんの忘れがたいことば
“インタビュー”信じたのは精神の自由(井上荒野)
“インタビュー”いつか出家後の寂聴先生を演じてみたい(南果歩)
“インタビュー”50年続いた「漫才」みたいなお付き合い(横尾忠則)
“追悼”女性たちの一生、文学の山脈に(林真理子)
“追悼”弔辞(細川護煕)
先生は私の陽だまりだった(瀬尾まなほ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

彼岸花

35
6月に映画鑑賞記念として購入。余韻が強く残っている。私は寂聴先生のはじける笑顔が大好きだ。それだけで心が癒された。衝撃を受けたのは号泣のシーンだ。老いを背負った悲しみが全身から伝わってきた。最も死の気配を感じた瞬間だった。批判は重々承知の上だが、先生が私の生きる支えとなったのは事実だ。感謝の気持ちを込めて、今も本を読み続けている。私は瀬戸内晴美をよく知らない。瀬戸内寂聴だからこそ出逢えたのだ。いつの日か清滝へ蛍狩りに出掛けようと思う。先生の愛した風景をこの目で確かめたいから。11月9日、一周忌に。2022/11/09

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