岩波新書
日本語はどう変わるか - 語彙と文字

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  • サイズ 新書判/ページ数 199p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004201458
  • NDC分類 810

出版社内容情報

日本語の「乱れ」を嘆く声は高い.流行語が現われては消え,大量のカタカナ語が氾濫している.日本語は今どういう方向にむかって変わっているのだろうか.「乱れ」が問題になるとき,そのほとんどが語彙に関わっている.日本語の語彙の特性,基本語彙の量と質,語彙と文字の関係を解明し,日本語の現在と未来を考える.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yushi Ochiai

1
ちょっと考えていたものとは違ったかな、、、2015/10/04

上岡ゆりのき

1
三十年前の著作なのに未来予測が合点の行くところが多くて、なるほどなあと思った。言葉の移り変わりには興味があるので、もっと色々読んでみたい。2014/02/03

Naota_t

1
堅い題名にしては重版を重ねているが、その理由は読むと分かった。 「ことばの乱れ」を淡々と語りながら社会性を問うものではなく、副題に「語彙と文字」とある通り、かなり統計的・学問的な内容である。 時代が移り変わっても、日本語が根源的に持つユニバーサルネスを説き明かした大書といってもよい(学問的価値から重版しているんだろう) 結論としては、漢字語が消滅し、ローマ字語が擡頭するらしい。 パソコンが普及していない時代から、一冊丸ごと品詞分解して統計をとったり、著者の定性的な研究にはマジで圧巻です。 2013/07/26

0
Y-202001/01/27

じゃぱ

0
★★★★☆ 日本語について考えるときにエントロピーの観点を使うなど、定量的なアプローチをしているのが面白かった。内容語ほど外来語が多くなるという話は興味深い。2020/08/26

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