出版社内容情報
1.2とも,上段で,きつねがひろった美しい絵本を紹介して古典としてのイソップ物語(森谷宇一訳)をたんのうしていただき,下段で,きつねのほら話をおきかせするという趣向の,2倍楽しい絵本.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベル@bell-zou
25
子ギツネが拾ったイソップの本を文字が読めないお父さんギツネが独自の視点で読み聞かせる、その2。絵の楽しさと可愛らしさに反し物語はやはり辛辣で、時にクスリ、ドキリとする。有名な金の斧・銀の斧は『木こりとヘルメス』嘘をついた為に自分の斧すら返してもらえなかった木こり。神さまも案外心が狭い。子供の頃はそんなこと思わなかったな。お父さんギツネの語りが、後半、生命保険まで引き合いにしだしたのが、妙に可笑しかった。それにしても本当に見飽きない絵だなぁ~( ´艸`)2018/08/03
ちえ
23
安野さんのキツネ目線なイソップ第2。イソップ話、安野さんの絵、キツネお父さんのコンくんへの語り、ぜいたくで楽しい絵本です(*^ー^)ノ♪真面目に読むとイソップ、深いなぁ。2018/08/30
ツキノ
6
図書館の書庫の絵本を読もうキャンペーン・51 それにしても安野さんの絵はいい。きつねが考えたおはなしも、そのように見えるから不思議。2017/05/23
シェラ
4
図書館本。この本欲しい!もっと早く出会いたかったな。2011/09/28
しーまま
4
おとうさんきつねが大好き。