- ホーム
- > 和書
- > 文芸
- > 海外文学
- > その他ヨーロッパ文学
内容説明
都市には十五万人のピカロがうごめき、変装まがいの美顔術が流行する。人々は「悲嘆と破損」を好んで食し、奇書は次々と出現した―『ドン・キホーテ』を生み出した十六、七世紀のスペイン社会。文学的天才の輩出したこの最も魅惑的な文化の黄金時代を、人と事物に即し、あらゆる文献を渉猟して、著者は語り尽くそうとする。
目次
第1章 人さまざま
第2章 なりわいの諸相
第3章 食の研究
第4章 病いと死
第5章 動物奇譚
第6章 術の話
第7章 奇書の宇宙
著者等紹介
清水憲男[シミズノリオ]
1947年生まれ。早稲田大学教授。上智大学名誉教授。スペイン文学・文献学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。