出版社内容情報
メッカでの迫害を避けメディナに移住したムハンマド。新たな地で信仰共同体を築いた彼は、クライシュ族打倒を決意、バドルの戦い、ウフドの戦いでメッカ軍との一進一退を繰り広げる。イスラームの預言者の伝記として最も定評ある古典。
内容説明
新たな地メディナで信仰共同体を築いた預言者は、クライシュ族打倒を決意。バドルの戦、ウフドの戦でメッカ軍と一進一退を繰り広げる。ムハンマドの伝記として最も広く読まれている古典。
目次
第11章 使徒の移住と礼拝所の建設
第12章 ユダヤ教とキリスト教
第13章 戦いのはじまり
第14章 バドルの戦
第15章 バドルの戦についての情報とその後の出来事
第16章 ウフドの戦
第17章 ウフドの戦に続く出来事
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドウ
6
使徒としてのムハンマドの生涯を、教友らの伝承に基づいて纏めた書の第二巻。ここではヒジュラや啓典の民との緊張関係、バドルおよびウフドの両戦闘を詳述するとともに、その出来事に基づいて啓示されたクルアーンの章・節を紹介している。クルアーンのみならずハディースの真正性も補強するようなエピソードが興味深い(唯一覚えている「信仰には意図が重要」というハディースの説得力を高めるようなエピソードが散見される)。ハムザとアリーの武勇、および使徒との絆が、三国志演義で蜀派だった人にはちょっと響きそう。次は塹壕の戦いですかね。2019/09/28
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