現代社会学選書
広告の誕生―近代メディア文化の歴史社会学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000265119
  • NDC分類 674
  • Cコード C0336

出版社内容情報

現代を生きる我々の身体をも画定している“散漫な”広告-経験の成り立ちを,日本の近代メディア・消費文化の生成を中心に検証し,その「捩れた」政治性を浮き彫りにする.俊英による刺激的な力作論考.

内容説明

広告とは何か―日本近代の文脈でその社会的意味を探り、ねじれた政治性を浮き彫りに。広告の探究を通して、近代を生きる主体、近代という時代のありようを的確に捉える。刺激的な問題関心と新しい社会認識の視角。

目次

序章 問題と方法
第1章 孤立する広告(見世物のなかの/としての「広告」;広告の誕生;『近代』の軋み)
第2章 散逸する広告(広告の美学化;広告の工学化―工学の所産としてのポスター;散逸する広告空間)
第3章 融解する広告(流動する『舞台』;「欲望」する女性と広告;融解する広告空間)
終章 遊歩の弁証法

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃすくん

1
近代の姿を、「広告」という自らの定義をぐらつかせ、我々が日常で認識しないことを前提として作られることもあり、訴えかける時に初めて存在を示す存在を提示することで、現代を生きる我々の視線、近代以後のモノの見方を再考するきっかけとなる。2021/10/22

ひま

0
(´・ω・`)2009/07/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/214181
  • ご注意事項