弁護士、闘う―宇都宮健児の事件帖

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  • サイズ B6判/ページ数 313p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000247115
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0036

内容説明

「派遣村」の名誉村長、また「反貧困ネットワーク」代表として大活躍中の宇都宮健児弁護士波乱の半生記。一家総出で開墾に勤しんだ貧しいけれども心豊かだった少年時代、一二年間で二回のクビに泣いたイソ弁時代からはじまって、サラ金、ヤミ金融といった高利貸し、豊田商事をはじめとした悪徳商法やその背後の権力や暴力団、そしてオウム真理教を相手にした被害者救済のための死に物狂いの闘いが臨場感たっぷりに語りおろされる。一貫して弱者のために闘い続け、今、最大の敵「貧困」に敢然と立ち向かうその姿は、貴重な社会勉強の糧となり、また、いまの社会に暮らす誰もに生きる勇気を与えるに違いない。

目次

生い立ち―父の背中に学ぶ
挫折と挑戦―サラ金事件と出会う
豊田商事事件―戦後最大の詐欺事件に挑む
ティピーシー事件―本当の被害者は誰なのか
地下鉄サリン事件―“テロ”の被害者を見殺しにしない
KKC事件―その実態はマルチ商法かネズミ講か
オレンジ共済事件―政界疑惑の陰で被害者が泣く
和牛預託商法事件―買った牛が飼われていないのはなぜか
商工ローン事件―“中小企業の味方”の嘘を暴く
ヤミ金融との闘い―犯罪収益を暴力団の手元に返さない!
武富士盗聴事件―サラ金業界の“高利貸し体質”を糾弾する
高金利引き下げ運動―“平成草の乱”、ついに国を動かす
反貧困運動―“平成の世直し運動”に立ち上がる
弁護士の使命―一人でも多くの被害者を救いたい
回顧と展望―人間性の回復をめざして

著者等紹介

宇都宮健児[ウツノミヤケンジ]
1946年生まれ。69年東京大学法学部中途退学、司法研修所入所。71年弁護士登録。日弁連多重債務対策本部本部長代行、日弁連消費者問題対策委員会委員長、東京弁護士会副会長、日弁連多重債務対策本部長代行、全国ヤミ金融対策会議代表幹事、オウム真理教犯罪被害者支援機構理事長、「反貧困ネットワーク」代表、「人間らしい労働と生活を求める連絡会議」代表世話人、「年越し派遣村」名誉村長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます

27
日弁連前会長である著者の自伝であり、ヤミ金や悪徳商法、オウム真理教などの起こした事件の被害者救済のために奔走した闘いの記録である。弱者を食い物にする輩たちの脅しや圧力に屈せず、敢然と立ち向かい活路を開いていく著者の姿は、こうあってほしいというドラマを見ているような気分にもさせられるのだが、それが実際の出来事だというのだから、ただただスゴイ。単に目の前の被害者を救うだけでなく、同じ被害を出さない社会にするために奮闘する姿勢も胸を打つ。そんな弁護士が現にいることは頼もしい限り。著者の今後の活躍にも期待したい。2014/02/04

ぴろし

1
闘って。闘って。 これで。 意味あるの?弁護士が闘うことに。2015/01/25

tellme0112

1
次から次へと、詐欺、金貸し業、ってあるんだな。記憶に新しいあの事件もこの人が関わっていたのか!と驚くことばかり。宇都宮さんは、法の不備に気づいたら立法提案までするのが弁護士の仕事と言っていて、法改正などで議員にも要請していたのははじめて知った。幅広い人たちと運動を作っていくこと、議員を動かし超党派で動かすことをしていた。反貧困の闘いはまだまだ続いている。法整備が遅れていて、犯罪天国まで書かれていたのがショック。2012/12/24

***

1
本物の弁護士とはこのような人のことを言う。尊敬。2009/09/23

tonakai

0
この人は評論家ではなく個々の被害者と歩んできた実務家、だからこそ言葉に説得力がある。こういう姿勢で仕事していければ。2014/05/30

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