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日本経済の構造変動―日本型システムはどこに行くのか

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000242417
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

内容説明

「経済は人間のためにあるのであり、経済のために人間がいるのではない」―このごく当たり前の事が忘れられてはいないか。本書は、「人々の福祉・生活水準の向上」という本来の目標のためには「持続的な経済成長」が必要であり、その「成長」のために、たゆまぬ「制度・慣行」の変革が求められるという立場から、昨今の「構造改革」を含むここ十数年の日本経済の大きな構造変動を分析し、将来への提言を示す。

目次

序章 ドミノ倒し的に進む構造変動―日本型システムの行方を考える基本視点
第1章 日本型雇用はどう変わるのか
第2章 多面的に進行する企業経営改革の行方
第3章 産業構造の変化―これからのリーディング産業は何か
第4章 脱バブル後の日本型金融システム
第5章 構造変動の最終ランナー―ようやく本格化する公的部門の改革
第6章 中央依存から自立へ―変化の波にさらされる地域開発
第7章 少子・高齢化と日本の経済社会の構造変動―少子化対策の基本もまた構造改革
終章 日本型経済社会はどこに行くのか―どう変わっていくのか、どのように変えるべきか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おうまさん

1
わかりやすくてよかった。公共事業の話や日本型経営のゆくえについて論じてるあたりが特に参考になった。こういう本を読んでると日本経済って高度経済成長時代のキャッチアップを目的としたシステムをいつまでも引きずってるんじゃないかなあと思う。かといってアングロサクソン型へ移行しろって言いたいわけではないけれど。あと人間>経済って言うわりに規制緩和をしろーって言ってたイメージ。2012/12/02

Ryo Sogawa

0
10年程前に書かれた、日本の社会と経済の課題に対する考察。少しずつ変わってきているものの、今でも、ここであげられた課題の解決はほとんどが途上であると感じた。特に民間では変化が進んだが、公的部門では改革の速度は遅いと思う。2015/04/24

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