さらば偽造された大統領―マクロンとフランスの特権ブルジョワジー

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さらば偽造された大統領―マクロンとフランスの特権ブルジョワジー

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  • サイズ 46判/ページ数 242p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000229708
  • NDC分類 312.35
  • Cコード C0031

出版社内容情報

実力も基盤もなかったマクロンは、いかにして新鋭政治家の幻想を与えられ、大統領へと仕立てあげられたのか。G・ニール(ルイ・ヴィトンを傘下に持つLVMHの会長)ほかフランスを牛耳る財界・マスメディアの有力者たちの思惑と生態を暴き出す、勇気ある内部告発。〈黄色いベスト〉の熱い支持のもと、発売半年で10万部を達成!

内容説明

フランスの政治・メディアを牛耳る寡頭支配の内実と構造とは―。ルイ・ヴィトンなど世界的なブランドを有するコングロマリットLVMHの会長ベルナール・アルノー、急成長を遂げた通信事業者Freeの創始者グザヴィエ・ニール、出版・メディアに大きな勢力を持つラガルデール・グループのCEOアルノー・ラガルデールを中心に、マクロンをとりまくブルジョワジーの出自と生態を生々しく描きだす。自らもパリのエリート社会出身で、オランド政権では文化・通信大臣顧問を務めた著者によるこの内部告発は、黄色いベスト運動の熱い支持のもと、発売半年で10万部を超えるベストセラーとなった。

目次

第1章 奪われた民主主義
第2章 ガブリエル・アタルの肖像
第3章 常軌を逸した権力
第4章 ジャーナリズムの死
第5章 錬金術
第6章 真実はどこに?
第7章 支配のメカニズム
第8章 黄昏

著者等紹介

ブランコ,ホアン[ブランコ,ホアン] [Branco,Juan]
1989年生まれ。ポルトガル人映画プロデューサーのパオロ・ブランコと、スペイン人の母を持ち、パリで育つ。パリ政治学院、パリ高等師範学校、ソルボンヌ大学などで法学、政治学、文学を学ぶ。教員、弁護士、ジャーナリストとして活動する一方、“緑の党”、“不服従のフランス”などで政治活動を行なった経験も持つ。黄色いベスト運動においては、初期からの支持者であり、逮捕された主要なメンバーの弁護活動も行なっている。また、WikiLeaksの創設者ジュリアン・アサンジの国際弁護団の一員でもある

杉村昌昭[スギムラマサアキ]
1945年生まれ。静岡県出身。龍谷大学名誉教授。専攻はフランス現代思想

出岡良彦[デオカヨシヒコ]
1967年生まれ。三重県出身。翻訳家。2017年から翻訳業を始め、科学技術分野も得意とする

川端聡子[カワバタサトコ]
1968年生まれ。三重県出身。校正・翻訳家。主に仏語圏のルポルタージュ記事や音楽関連記事などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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めぐ

7
フランスで半年で10万部超えのベストセラー『Crépuscule』の邦訳版。フランスのジャーナリズムは今や機能していない。メディアはコネと金のある人々の印象操作の為に存在し、大統領もまた一部の特権階級が自分達に都合の良い振る舞いをする若造をメディアで祭り上げて就任させたものだ。故にエマニュエル・マクロンはブルジョアジーの寡頭支配の傀儡であり、民衆の為の大統領ではけしてない、という告発本。近年政治の腐敗が嫌になったという理由で日本に移民してくるフランス人なども見かけるが、エリートの行動など何処もそう変わらん2023/06/01

Akiro OUED

3
フランスのメディアを牛耳る3人の資本家は、若さと風貌だけが武器のマクロンを大統領に仕立て、政治的に全く無名だったエドアール・フィリップを首相に据えた。やるね。2017年のフランス大統領選は、傍目には面白いドラマだった。次回が楽しみ。マリーヌ・ル・ペンが来ると面白いんだけどね。2020/06/20

takao

2
ふむ2023/12/24

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