出版社内容情報
原始古代から現代まで,日本列島とその周辺地域を舞台として繰り広げられた歴史の全過程を,一貫した方針のもとに叙述する.これまでの日本史像や日本文化観に大きな転換を迫る注目すべき業績をもれなく集約し,世界史的大転換期にふさわしい,鋭敏な現実感覚に根ざした新しい日本史の全体像を提示する.ご要望に応え再刊.
目次
通史(1950‐60年代の日本―高度経済成長)
論説(戦後保守支配の構造;労働運動・市民運動;再軍備と在日米軍;技術革新;戦争と日本人)
文化論(大衆文化論)
特論(死の灰;日米安全保障条約;ベトナム戦争;教科書検定訴訟)