出版社内容情報
飛鳥・白鳳の昔から法灯を絶やすことなく今日に至った奈良の古刹は、古代文化の姿をそのまま今につたえている。本シリーズは、最良の条件のもとで撮影した、これら由緒ふかい二十カ寺の厳選された名品を収録。寺の歴史と作品解説に、各巻ごと優れた論考を付す。古美術愛好家の座右の書として、装いを新たに復刊する。斑鳩の里に佇む聖徳太子ゆかりの古刹三カ寺に伝わる飛鳥・白鳳時代の名品、菩薩半跏像、天寿国繍帳、薬師寺如来像、三重塔等を収録。
目次
中宮寺(菩薩半跏像(本堂)頭部
菩薩半跏像(本堂)全身 ほか)
法輪寺(薬師如来像全身;伝虚空蔵菩薩像全像 ほか)
法起寺(三重塔西南面;三重塔西面 ほか)
半跏思惟像の系譜(毛利久)