出版社内容情報
文久2(1862)年、上野彦馬(1838-1904)が長崎で写真館開業。同年に横浜で開業した下岡蓮杖をはじめ、内田九一、島霞谷、横山松三郎らの作品を紹介。幕末から明治初期の日本写真史の原点に触れる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koki Miyachi
4
日本の写真の黎明期。幕末の写真を繙く。当時の貴重な写真がこのように編纂されていることの意義を深く感じながら。2013/06/17
蘇芳
2
かの有名な坂本龍馬を撮影した人。幕末から明治初期にかけての、主に人物を撮影した写真集。明治天皇とすり替え疑惑のあの人も載っております。こうして改めてみると日本人は一重なんね。2014/09/23
deerglove
0
「写真」という言葉のルーツをたどる。使われた道具はカメラじゃなくて、ダゲレオタイプ。写す行為は絵を意味していたから、最初は印影鏡だったと。あの高橋由一が色をつけているのも驚き。映されている方々も、さぞかし勇気が要ったことでしょう。2016/10/20
影法師
0
旧江戸城写真が良い感じ2016/09/18
たらちゃん
0
シリーズ全部ほしいけど、日本の写真の曙なのでまずこの本。2006/01/01