出版社内容情報
理工系諸学科の学生が物理学の基礎を学ぶための理想的な教科書・参考書シリーズ.第一線の物理学者が,本質を徹底的にかみくだいて易しく書きおろした.編集にも工夫をこらして,楽しく読み進めるよう周到に配慮.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
62
#説明歌 熱力学統計力学同現象式の形と視点の違い 熱力学と統計力学は同じ現象を異なる式で展開していると理解すると分かり易いかもしれません。 自習書としては、大学の講義で熱力学を取っていないのに、専門分野で熱力学の式が出てくる人に最適かも(自分のことなんですが)。 工学の本で、とっつきにくいのは、息をつく暇がないことが一つの原因かもしれません。この本は、式も番号がこまめにふってあって、そんなに論理的に飛躍することがありませんでした。2016/04/18
オザマチ
15
熱力学の本を通読したことが無かったので、今更ながら、大学時代に参考書だったこの本を通読。熱力学や古典統計力学まではついていけたが、量子論が入ってきたところからは天下り的に与えられる概念も多く、ざっと眺めるに留まった。2021/01/26
しろくまZ
1
古典統計力学の説明が丁寧で分かりやすかった。しかし数学的な厳密性については疑問が残る。2010/04/23