「豊かな社会」の貧しさ

「豊かな社会」の貧しさ

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784000023368
  • NDC分類 304
  • Cコード C0033

出版社内容情報

乱開発,地価高騰,貧弱な農業政策,無計画な文部行政――これらは高度成長後に強行した制度改革や規制緩和,その根底にある“効用”の思想の産物である.人間のための経済の提言者が保守王国ニッポンの病理を摘出.

内容説明

乱開発,地価高騰、貧弱な農業政策、無計画な文部行政。80年代後半からますますあらわになる〈豊かな日本〉の病理、これらは高度成長期後次々と強行された制度改革や規制緩和、そしてその根底にある抽象的な“効用”の思想の結果である。人間のための経済の提言者が、リクルート汚職や消費税論議にゆれる保守王国ニッポンの症例を摘出する。

目次

序章 経済的「繁栄」と人間的貧困
1 水俣病は終わっていない
2 むつ小川原の悲劇
3 大気汚染公害裁判を注視する
4 自動車は都市を破壊する
5 土地の投機的取引に規制を
6 重税感とは何か
7 消費税、自動車、本
8 日本の大学に自由はあるか
9 共通一次は廃止すべきだ
10 望ましい医療制度とは
11 新農本主義を求めて
12 天安門の悲劇

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Jun Kanno

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高度経済成長による繁栄の裏で日本社会が失ってきた人間らしさ、社会の病理を浮き彫りにする。水俣病を始め自らフィールドに出て問題を解決しようと、現地の人々の悲しみに触れつつ奔走してきた行動派の著者だけに、強い憤りとともに諸問題に警鐘を鳴らす。この本が世の中がバブルに浮かれる1989年に書かれたことも著者の主張にブレがないことを象徴しているかのようだ。バブルが去った後、果たしてどれだけの人が宇沢さんの声に耳を傾けただろう?2014.9の彼の死は再び考えるきっかけを与えてくれているように感じる。2014/11/07

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