CKCエクササイズ―傷害予防とリコンディショニングのための多関節運動の理論と応用

CKCエクササイズ―傷害予防とリコンディショニングのための多関節運動の理論と応用

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  • サイズ B5判/ページ数 146p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784931411333
  • NDC分類 494.78
  • Cコード C3047

内容説明

本書は、スポーツ医学の現場で働く専門家やスポーツ科学の研究者が、整形外科的な問題を抱えている患者や競技力を改善しようと日々努力しているアスリートなどに対してクローズドキネティックチェーン(CKC)エクササイズを応用する際の参考書として活用していただくことを目的としている。CKCエクササイズのバイオメカニクス的および生理学的基礎と特徴を広範囲にわたって解説し、OKCエクササイズと比較対照することから始まる。次に、キネティックチェーン・コンセプトが実際に日常生活における動きやスポーツの動作パターンにどのようにして応用されているか説明する。キネティックチェーン・コンセプトの概説に続いて後半では、リハビリテーションやコンディショニングのためのCKCエクササイズの応用方法を、下肢と上肢(とくに肩関節と肘関節)に分けて解説し、7、8章では本書が推奨するCKCエクササイズを写真入りで詳しく説明する。

目次

第1章 重要な概念と基本的な用語の説明
第2章 CKCエクササイズのバイオメカニクスと生理学
第3章 キネティックリンク理論
第4章 キネティックチェーン・エクササイズ:オープンとクローズドの比較
第5章 下肢のリハビリテーションとコンディショニングのためのCKCエクササイズ
第6章 上肢のリハビリテーションとコンディショニングのためのCKCエクササイズ
第7章 下肢のCKCエクササイズの実際
第8章 上肢のCKCエクササイズの実際

著者等紹介

山本利春[ヤマモトトシハル]
1961年静岡県生まれ。順天堂大学大学院(スポーツ医学)修了。国際武道大学体育学部助手、講師を経て、現在国際武道大学体育学部スポーツトレーナー学科助教授、早稲田大学非常勤講師、久留米大学大学院非常勤講師。医学博士(整形外科学)、日本体育協会公認アスレティックトレーナーマスター、NSCA公認ストレングス&コンディショニングスペシャリスト

中村千秋[ナカムラチアキ]
1958年広島県生まれ。順天堂大学大学院(運動生理学)修了、順天堂大学体育学部助手を経て、アリゾナ州立大学教養学部卒業、NATA公認アスレティックトレーナー取得。その後、日本航空ラグビー部トレーナーを経て、現在(有)トライ・ワークス代表取締役、早稲田大学人間科学部およびスポーツ科学部客員講師

渡部賢一[ワタベケンイチ]
1968年千葉県生まれ。順天堂大学体育学部卒業、インディアナ大学大学院(運動科学)修了。NATA公認アスレティックトレーナー、メジャーリーグ・サンディエゴパドレス・オークランドアスレティックスのスプリングトレーニング・トレーナー、ノバケアリハビリテーションクリニックのアスレティックトレーナー、アリゾナ州テンピハイスクールのヘッドアスレティックトレーナーを経て、現在広島東洋カープ・アスレティックトレーナー

小柳好生[コヤナギヨシオ]
1964年大分県生まれ。筑波大学大学院(スポーツ医学)修了。ソニー企業(株)、(株)読売日本サッカークラブ、全日本女子バレーボールチーム、伊勢丹ラグビー部、慶応義塾大学非常勤講師、日立バレーボール部のアスレティックトレーナーを経て、現在武庫川女子大学文学部健康・スポーツ科学科講師、徳島大学大学院医学研究科在学中。日本体育協会公認アスレティックトレーナー
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