目次
序論 日露海戦史の位置付けと史料批判（日露海戦史の位置付け；海戦史の本質と作戦史の体系；史料「極秘明治３７・３８年海戦史」及び「１９０４・５年露日海戦史」）
第１章 日露海軍の戦争準備（日本海軍の戦争準備；露国海軍の戦争準備）
第２章 緒戦（開戦の決定と日本海軍の勝算；開戦時の日露両軍の基本戦略と日露海軍の態勢；日本艦隊の仁川及び旅順の急襲）
第３章 旅順艦隊の撃滅（旅順艦隊に対する閉塞、水上攻撃、封鎖；マカロフの奮戦；黄海海戦；要塞艦隊化を深める旅順艦隊；二〇三高地の攻略と旅順艦隊の撃滅）
第４章 浦塩艦隊の無力化（浦塩艦隊の対日通商破壊作戦とわが対応；蔚山沖海戦）
第５章 バルチック艦隊の撃滅（バルチック艦隊の東航；日本海海戦）
終章 日露海戦史の歴史的意義（バルチック艦隊撃滅後の海軍作戦；平和克服と連合艦隊の解散；日露海戦史が歴史に及ぼした影響）
