ふたりからひとり―ときをためる暮らし それから

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ふたりからひとり―ときをためる暮らし それから

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784916110466
  • NDC分類 590.4
  • Cコード C2077

内容説明

『ときをためる暮らし』その後、四年あまりの日々を書きとめた。老いたら老いたなりに、楽しくなることを考え、実践してきたしゅういちさんが昨年、他界。造成地に建てた丸太小屋、落ち葉を入れて蘇らせた土。ふたりが積み重ねてきた半世紀の歳月は、いまも英子さんが同じように営み続ける。自分に課し、誰かのために手足を動かす日常とは。

目次

ひとりになってPART1(最後の日(英子)
目には見えないけれど… ほか)
ひとりになってPART2(手紙大好き;人に頼らない ほか)
心の糧になるもの(きょうは散髪!(英子)
夫婦なかよしの秘訣(しゅういち) ほか)
毎日コツコツと(菜園日記から養生日記へ;野菜も肉も湯引きから ほか)

著者等紹介

つばた英子[ツバタヒデコ]
1928年生まれ。愛知県半田の二〇〇年以上続く造り酒屋で育ち、50年、しゅういち氏と結婚。キッチンガーデナーとして大地に根ざしたていねいな暮らしを実践中

つばたしゅういち[ツバタシュウイチ]
1925年生まれ。自由時間評論家。東京大学卒業後、アントニン・レーモンド建築設計事務所を経て、日本住宅公団入社。「高蔵寺ニュータウン計画」で日本都市計画学会の石川賞受賞。広島大学教授などを務めたのち、評論活動へ。2015年6月死去。享年九十歳

水野恵美子[ミズノエミコ]
食と暮らしをテーマに活動。聞き書きとして料理人、菓子職人、建築家などの本を手がける

落合由利子[オチアイユリコ]
写真家。日本大学芸術学部写真学科卒。人に寄り添う取材を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふう

96
先に読んだ「ひでこさんのたからもの」は写真の多い、やゝレシピ集みたいな本でしたが、こちらは二人の生き方考え方がより深く綴られていて、共感し考えさせられることの多い内容でした。夫しゅうタンがお昼寝の間に静かに亡くなり、一人になったひでこさん。でも『わすれられないおくりもの』のように、夫の残したもの、二人で築いてきたものを大切にして、誰かのためにとていねいに暮らしていく姿に、歳を重ねることの強さを感じました。「最後まで自分の足で立って生きる」…歩く道は人それぞれですが、そんなふうに生きていきたいと思いました。2017/10/25

ちゃちゃ

82
豊かな暮らしとは…。丁寧に生きるとは…。その答えの一つがお二人の生き方にある。修一さん90歳、英子さん87歳。寄り添いつつも、寄りかからず、互いを尊重し合う暮らしぶりが素敵だ。お金もない、車もない、湯沸かし器もない、一見不便な生活。そこに工夫が生まれ、日々の発見に心が躍る。明日を憂うより今日を大事に生きる。借りものではなく、自らの手で暮らしを創り上げていく。自然を肌で感じ、時間と手間を惜しまず、ゆっくり、こつこつと。「足るを知る」という心のありようは、ささやかで謙虚な日々の積み重ねの中にこそ宿るのだろう。2017/11/04

あや

77
ふたりからひとり。ひとりになっても変わらない英子さんの暮らし。 「日常のことって、なおざりになりがちですけど、そこに心を込めることがじつはとても大事なことだと思っていて。毎日は、同じことのくり返しで地味ですよ。だけど暮らしって、そういうものです。だからその時季、庭に咲いた花を活けたり、器を替えたり。そういうのがやりたいと、自分は思っていました。」 この言葉どおり、彼女はしゅういちさんとの思い出のつまった家で、しゅういちさんを、そこかしこに感じながら生活を営み続けている。 いつまでもお元気で…。2017/06/10

パフちゃん@かのん変更

59
亡くなる直前まで元気に草刈りをしておられて、ちょっと疲れたからと休んでいる間に眠るように亡くなられた。本当にお幸せなご夫婦だと思います。これまで誰の冠婚葬祭にも出ていないし、自分の葬式もやらなくていい。お経もあげてもらっていないし、お線香もない。写真とお花を飾って陰膳をお供えしているだけ。お骨は英子さんが亡くなったら、一緒に南大平洋に撒いてもらうそうだ。英子さんは今も変わらず丁寧に暮らし、お湯の出ない台所でもきちんとお料理を作っていらっしゃる。本当に素敵なご夫婦だと思う。2018/07/12

けんとまん1007

58
本を読み、映画を観て、改めてこの本にたどり着いた。日々を、丁寧に営む暮らし。その積み重ねこそが、大切。2021/07/18

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