目次
世界のミツバチ―その種類と特徴
近代養蜂をささえる技術―機材編
資源昆虫としてのミツバチ―生産物とその利用
人工管理の功罪―むすびに代えて〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
philosophia1976
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科学的成果をふまえた日本を代表するミツバチ研究者による解説本。ミツバチの生物学的な特徴や高度な社会性を利用して開発されてきた養蜂やポリネーション(人工受粉)の技術や最新の研究成果に基づく応用への新しい可能性について書かれている。初版が1994年に書かれた本なので第四章「未来技術」は現在では生命倫理的に無理な面もあるが第六章「人工管理の功罪」にはその危険性もきちんと指摘されている。用語解説も載っていて養蜂について知りたい人は必読ではないかと思う。店頭ではなくAmazonでしか買えないのが残念。2017/09/01