目次
１ 日本の政治環境と個人（福沢諭吉は死んだ、あるいは福沢諭吉を生かせるか；政治家であるための条件；新しい知識人への待望；社会科学の現在；人間と社会の学としての再生を）
２ 日本の政治環境と政党（政治閉塞はどこからきているか；中曽根政権の“囲い込み構造”；「父性支配」を断ち切る条件；政治に突き付けられた問題は何か；社会主義政党から「社会」の党への脱皮を；自民党国家からの開放を）
３ 若干の個別問題（国家は秘密をもてない；靖国“公式化”への政治底流；〈小さな政府〉の考え方；中曽根型「協調国家」を糾弾する；いま、人間の進歩を考える）
４ これからの日本の政治（脱産業社会の政治構造）
