カルチャーフロンティアシリーズ
バルザックとこだわりフランス―ちょっといい旅

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  • サイズ B6判/ページ数 389p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907856182
  • NDC分類 950.28
  • Cコード C0026

内容説明

従来のガイド・ブックにない親切な記述。バルザックを知らない人でも迷わず理解できる作品紹介と物語解説。本文で案内した場所に行くためのアクセスガイド付き。街歩きを楽しめる詳細ルートマップ付き(パリ編)。

目次

序 バルザックが描くフランス
パリ編(パリ右岸西部―ナポレオンの栄光・バルザックの栄光;パリ右岸東部―劇場跡と墓地を巡る小さな旅;パリ左岸西部―パリの光と闇の世界に足を踏み入れる;パリ左岸東部―青年バルザックが住んだカルチエ・ラタンを周遊する;パリ郊外―光満ち、風薫る早春の町々)
地方編(トゥーレーヌ地方―『谷間の百合』の舞台が待っている;フランス北西部―水と岩と樹々にいざなわれて古きよき時代を旅する;フランス南西部―実地に赴いて小説の謎を読み解こう;フランス北東部―地方色豊かなフランス北東部の町々;スイス・ロシア・ウクライナ―一つの「実録恋愛小説」を旅する)

著者等紹介

柏木隆雄[カシワギタカオ]
大阪大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

294
西日本のバルザック研究者たちによる共同執筆。それにしては、全体としての統一感はとれている。本書は、ひたすらバルザックの作品の舞台を求めての旅なので、バルザックになにがしかの思い入れがなければ、あまり楽しめないかもしれない。私自身については、バルザックはまだ少ししか読んだことがない。ただ、興味は大いに持っている。これから、おいおい読んで行こうと思う。『谷間のユリ』をはじめとしたトゥーレーヌ地方、あとはトロワ、ブザンソンあたりが興味深いか。パリなくしてのフランスはないけれど、パリだけがフランスじゃない。2014/10/03

マリカ

19
近々フランス旅行の予定をしていて、今度はバルザックか他のフランスの作家を旅のテーマにしようかと思っているところにこの本を図書館で発見。パリ市内はもちろん、フランス全土に渡りバルザック自身と作品にゆかりのある土地を紹介するガイドブックです。バルザックがハンスカ夫人と初めて出会ったスイスの街や、彼女と結婚式を挙げたウクライナの街も紹介しています。私は「谷間の百合」の舞台のトゥーレーヌ地方をまわることにしました。旅立つ前にもっと作品読んでおこうっと。2012/02/05

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