出版社内容情報
《内容》 「性」も看る! 医療,看護場面における「性」のみならず,広くヒューマンセクシュアリテイの視点からもアプロ-チ! 平成2年度のカリキュラム改正に伴い,精神保健の教科目の中で,「性の発達と健康」について教授されることになった。教育する側も,自分たちの学習に役立つ文献が必要とされている。 また,臨床看護婦にとっても臨床場面で出会う患者や家族の性に関する問題に対してどう対処してよいかわからないときがある。このようなときに参考になる成書はなかなか得がたい状況である。 本書は,このような教授者と学習者および臨床看護婦のニーズに応えることができるようにまとめられたものである。 (本書まえがきより) 《目次》 第1章 医療・看護場面における患者の性I 性の問題をアセスメントするにはII 医療,ことに看護に性が欠落していた背景III 入院と患者の性IV 医療・看護行為が拓く患者の性反応V 疾病が性に及ぼす影響VI 治療が性に及ぼす影響VII 心理社会的反応と性VIII 医療場面での患者の不貞問題IX 患者と医療者の性の関係X 性と面接 第2章 ヒューマンセクシュアリティI 人間の性II 性器の構造III 性交の性反応IV 性と心理第3章 ライフサイクルからみた性I 乳・幼児期と性II 思春期と性III 成人期と性IV 老年期と性第4章 性と今日の課題I 生殖医学と進歩II STD感染症III 思春期妊娠IV 今日的な月経に関する悩み