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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
124
小松左京の長編2作が収められています。私は両方とも、何度か読んでいてつい最近も「冒険の森へ」シリーズで「エスパイ」を読んだばかりです。「日本アパッチ族」はSFというよりも日本の近未来を想定した物語であったのでしょう。名作です。鉄とガソリンをエネルギーとする人間の出現、というのは何かを象徴しているのでしょうね。最近の人は小松左京はあまり読まないのでしょうね。2016/11/11
kenitirokikuti
8
この巻に収録された解説だったかちょっと不確かなのだけど、小松の小説文は間の表現として「――(ダッシュ)」を多用するのが特徴、とあった。談話分析とかだとフィラー Fillerとかいうやつ。ラノベでも多く見られる特徴だが、小松はルーツのひとつかも。2018/04/29