90分でわかるデリダ

90分でわかるデリダ

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  • サイズ B6判/ページ数 123p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784899980315
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0098

内容説明

現代思想における最重要ターム「脱構築」。果たしてそれは、哲学の息の根を止めたのか、それとも新たなる哲学の地平を切り開いたのか。鮮やかで刺激的な、デリダへのアプローチ。

目次

デリダ思想の背景
デリダ生涯と作品
結び
デリダの言葉
哲学史重要年表

著者等紹介

ストラザーン,ポール[ストラザーン,ポール][Strathern,Paul]
ロンドンに生まれる。ダブリンのトリニティ・カレッジで物理学・化学を学んだあと哲学に転向。作家としてのキャリアも長く、小説、歴史書、旅行記など数々の著作がある。数学、哲学、イタリア現代詩と様々な分野にわたって、大学で教鞭をとったこともある

浅見昇吾[アサミショウゴ]
慶応義塾大学文学研究科博士課程修了。ベルリン・フンボルト大学留学を経て現在慶応義塾大学文学部講師。専攻は哲学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

笹帽子

6
90分でわからなかった。2011/01/31

SOHSA

5
ポール ストラザーンの「90分でわかる〜」シリーズ。全体をつかむには手頃ではあるが、やはりこれを読んでデリダがわかったのかというと勿論わかるはずもない。そもそも脱構築をテーマとし自らのテクストを解読不能と宣言するデリダを90分で解説などできはしない。とはいえ読み物としてはなかなか興味深く楽しかった。個人的には「郵便」論のところをもう少し触れて欲しかったのだが。2013/01/02

やす

4
テキストは言葉の多義性により解釈できない。正しいということはありえない。哲学は無意味だ。(他の文学、歴史学や科学も宗教も)という人だったらしい。脱構築とはテキストを言葉の多義性によって再解釈することらしい。そうしてデリダは脱構築どころか解釈も許さないテキストを生み出していったそうな。理解できるというものが一握りの現代数学が行き着くところはデリダ的なものなのかとアナロジーを感じる。2012/11/24

Sakana

3
図書館で見つけた。90分?(笑)と思って読んでみたが、思った通り。コンパクトにまとまっているように見えるが、主要な概念の説明が悉く欠けてる。さらに、弁証法と差延の解釈を間違えてる気が…。2015/01/09

yutayonemoto

3
どこにも90分で読めるなんて書いていないのに、90分で読もうとして、270分かかった。僕は本を読むのが遅いし、この本を読んだら本を読むのが早くなる。ついにデリダまで来てしまった。来ていないし、読めていないけれど、来てしまった。2014/11/19

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