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出版社内容情報
《内容》 本書では、痴呆性老人の潜在能力を引き出し、その生活の質を改善するための2つの具体的方法を解説・紹介している。モンテッソーリ法は日常生活に必要な技能を維持・向上させるための手法で、間隔伸張法は新しい事柄を学習したり、記憶を一定期間保持することを可能とする手法である。リハビリテーション領域のすべての職種の方々の日々の臨床に役立つマニュアルであり、ぜひ手元におくことをお奨めする。
《目次》
序章 痴呆における認知障害とその対応について
第1章 モンテッソーリ・アクティビティ
1.感覚による弁別
2.すくう練習
3.注ぐアクティビティ
4.物を握るアクティビティ
5.巧緻動作のアクティビティ
6.周辺環境の手入れや世話
7.身のまわりのケアを自分でする
8.組み合わせのアクティビティ
9.配列するアクティビティ
10.グループアクティビティ
第2章 記憶の改善テクニック:間隔伸張法
A.間隔伸張法とその適応
1.痴呆と記憶
2.これまでの研究
3.間隔伸張法の応用可能な領域
B.間隔伸張法の実際
1.間隔伸張法を実施する前に
2.スクリーニングの進め方
3.対話の実際
4.データシートとその使い方
5.クライアントのニーズに応じた調整
6.症例検討