内容説明
研究生活ってどのようなもの?研究者がよりよい知的生産活動をおこなうためには?文科系の研究者である著者が、自身の経験をもとに研究生活をナビゲーション。その心構えからスキルまで、研究生活という迷宮を楽しむためのコツが満載。
目次
第1章 研究生活へのイントロダクション―英語史研究の新しい形
第2章 時代とテーマの絞込み
第3章 論文執筆のための準備と整理能力
第4章 博士論文の執筆
第5章 短い論文の執筆
第6章 研究生活の流れ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Meroe
1
研究生活に入ろうとする人、博士論文をこれから書こうとする人向けらしい。書かれていることはいたって常識的だが、ああこういうことがあるんだなーと、なんとなく面白い。とにかく書き始めること、書き続けることが大切だそう。近くて(同じ文学部の中で)遠すぎる言語学をやっている人がなにを楽しみとしているのも少しわかったような。2011/12/23
kaisho
1
類書が多くある中で、特に光るものを感じなかった。研究者にも様々なタイプがおり、それぞれのタイプによって採用する手法が異なるという指摘は私にとっては有益ではあった。しかし、著作の重心が本人の専門分野に傾きすぎていて、共感しえない部分が多々あった。2010/02/27