ペナック先生の愉快な読書法―読者の権利10ヶ条

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ペナック先生の愉快な読書法―読者の権利10ヶ条

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784894345416
  • NDC分類 019
  • Cコード C0098

出版社内容情報

本嫌いの人に送る、読者の権利宣言! 『奔放な読書』を改題し、装丁を一新して、刊行。

内容説明

本ぎらいのあなたに贈るフランスのベストセラー作家による、ありそうでなかった“読書術”!“デキの悪い”高校生が、読書によって豊かな人生を歩むには?お話に興味を持ちはじめた子どものお母さん、お父さんから、学生が本を読まないとグチをこぼしている先生まで。小説のように、ユーモアたっぷりに書かれた、本ぎらいのあなたに優しく語りかける魔法の本。

目次

1 錬金術師としての読者の誕生
2 本を読まなければならない(教義)
3 本を読みたい気持ちにさせる
4 読者の権利10ヵ条(あるいは読者が絶対に持っている権利)(読まない権利;飛ばし読みする権利;最後まで読まない権利;読み返す権利;手当たり次第に何でも読む権利;ボヴァリズムの権利(小説に書いてあることに染まりやすい病気)
どこで読んでもいい権利
あちこち拾い読みする権利
声に出して読む権利
黙っている権利)

著者等紹介

ペナック,ダニエル[ペナック,ダニエル][Pennac,Daniel]
1944年、モロッコのカサブランカ生まれのフランス人。大学を卒業後は、中学の教師となる。1995年まで週9時間、高校教師もつとめる。現在は児童文学、エッセイ、推理小説、純文学のいずれも同時にこなす作家として活動している。また朗読をはじめ、自作の演劇を演じる役者でもあり、2006年2月には自作『メルシー』で一人芝居を行う

浜名優美[ハマナマサミ]
現在、南山大学総合政策学部教授

木村宣子[キムラノブコ]
現在、南山大学地域研究センター勤務

浜名エレーヌ[ハマナエレーヌ]
現在、椙山女学園大学人間関係学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

78
”私たちは若者が本を読まないことに関する問題点を一つ残らず述べてきた。”無駄を省いて多くを語らないテンポの良さがある。2017/08/05

ぱせり

13
本来、心を自由に解き放つはずの本を読むために、知らず知らずの内に、なんとたくさんの規制を自分に課していたことか、または、いらぬ親切心から人の権利を奪っていたことか、と、初めて気がついたことも多かったです。読書は錬金術。先日読んだ本には「料理は錬金術」と書かれていた。料理も読書も体験を「喜び」に変える錬金術ですね。2010/12/06

ムーミン2号

10
読者の権利10ヵ条が示されている。曰く、①読まない権利、②飛ばし読みする権利、③最後まで読まない権利、④読み返す権利、⑤手当り次第に何でも読む権利、⑥ボヴァリズムの権利(小説に書いてあることに染まりやすい病気)、⑦どこで読んでもいい権利、⑧あちこち拾い読みする権利、⑨声を出して読む権利、⑩黙っている権利 ハハ、ほとんどの権利をワタシは行使している(自慢たらしく言うほどではないが)。「書を捨てよ、町へ出よう」を文字って言えば、「TVを消そう、本を読もう」となる。そうすれば、物語への枯渇が癒されるはず。2020/07/04

keepfine

5
本を読む時間はつねに盗まれた時間である。それは例えば生きる義務から盗んだ時間だ。読書は社会の時間の構造には属さない。問題は私に本を読む時間があるかどうかではなく、読者としての幸福を十分楽しめるかどうかだ。/読書と和解するための唯一の条件は読書と引き換えに何も求めないこと。本の周りにどんな予備知識の城壁も築かない。ページに書かれた言葉以外に一言も付け加えない。読む、そして待つ。どんどん読んで、見開いた眼と喜ぶ笑顔と新たにわいてくる疑問を信用すること。そうすると1つの質問が別の別の質問を呼ぶ。2020/10/02

ロピケ

5
心にも無く勝手に手が動いて、図書館の本棚から抜いてびっくり!の本でした。巻末に「読者の権利10ヵ条」付き「小説のように」(本書の原題は『小説のように』)書かれた読書に纏わるエッセイ。これを読んだばかりに、『戦争と平和』を無性に読みたくなったり(これはぺナック先生のお兄さんのせい)、『ボヴァリー夫人』を再読したくなったり。他の本を読み始めたばっかりなのに、とは思うけど、ぺナック先生は「そんなものどうにでもなるさ」と教えてくれます。ぺナック先生の言いたいのは、信じて待つこと。読書に功利を求めるなということ。2010/11/07

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