生命医学倫理 (第5版)

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  • サイズ A5判/ページ数 556p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784892055805
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C3047

出版社内容情報

第1章道徳規範 第2章道徳的人格 第3章自立の尊重 第4章無危害 第5章仁恵 第6章正義 第7章専門家・患者関係 第8章道徳理論 第9章方法および道徳的正当化

内容説明

バイオメディカルエシックス(生命医学倫理)の最高峰を指し示す「現代的古典」!科学技術の最先端にあって、人間存在の根底にある「生と死」に向きあわねばならぬ宿命にある「医療」と「社会」の道徳的原理を、四原理―自律・無危害・仁恵・正義―の立場から問う。

目次

第1章 道徳規範
第2章 道徳的人格
第3章 自律の尊重
第4章 無危害
第5章 仁恵
第6章 正義
第7章 専門家‐患者関係
第8章 道徳理論
第9章 方法および道徳的正当化

著者等紹介

ビーチャム,トム・L.[ビーチャム,トムL.][Beauchamp,Tom L.]
アメリカ合衆国のワシントンD.C.にあるジョジータウン大学の哲学部門の哲学教授であり、また、同大学のケネディー倫理研究所の上席研究員。テキサス州オースティン生まれ。1970年にジョンズホプキンズ大学からPh.D.を取得。その後、ジョージタウン大学哲学学部の教員となり、70年代半ばに、ケネディー倫理研究所と兼務契約を結ぶ。1976年、「生命医学研究ならびに行動学研究における人間被験者の保護に関する国家委員会」の委員となり、大部の『ベルモントレポート』を執筆した。研究の関心領域は、ヒューム、近代哲学史、実践倫理学、特に、生命医学倫理とビジネスエシックス。著書(共著を含む)のほかに、多数の編著・共編著、及び100篇を超える研究論文がある。ディヴィッド・フェイト・ノートンとM・A・スチュアートと共に、オックスフォード大学出版局クラレンドン出版の校訂版ディヴィッド・ヒューム著作集の編集主幹であり、An Enquiry Concerning the Principles of Moralsの編集を行ない、また、哲学、政治、文学に関するヒュームの業績を収めた完全電子版のHUMETEXTの編集者でもある

チルドレス,ジェイムズ・F.[チルドレス,ジェイムズF.][Childress,James F.]
ヴァージニア大学の宗教研究部門のホリングワース倫理学教授職にあり、また、医学教育の教授。また、同大学の実践倫理学研究所所長。イェール大学でM.A.とPh.D.を取得。教育推進支援会議により、1990年のヴァージニア州年間最優秀教授に選出された。米国臓器移植特別委員会の副委員長、全米臓器移植ネットワーク(UNOS)の理事、組み替えDNA助言委員会、ヒト遺伝子治療小委員会、生命医学倫理助言委員会、国立衛生研究所のデータおよび安全性監視委員会(1996‐2001年)、大統領が任命する国家生命倫理助言委員会などの委員を務めた。米国芸術科学アカデミーのフェローであり、1998年には米国科学アカデミーのメンバーに選出された。ヘイスティングズセンターのフェロー。ジョージタウン大学ケネディ倫理研究所のジョウゼフ・P・ケネディSr.キリスト教倫理教授職にある(1975‐79)。シカゴ大学神学校とプリンストン大学の客員教授でもある。多数の論文を発表しており、生命医学倫理の著作もある

立木教夫[タチキノリオ]
1947年生まれ。国際基督教大学教養学部自然科学科卒業後、米国オハイオ州立ケントステート大学大学院博士課程(物理学)中退。現在、麗澤大学経済学部・麗澤大学大学院国際経済研究科教授、麗澤大学比較文明文化研究センター副センター長、財団法人モラロジー研究所道徳科学研究センター生命環境研究室室長・教授。主要研究は、科学論、現代科学思想

足立智孝[アダチトシタカ]
1968年生まれ。金沢大学大学院薬学研究科修了後、米国ジョージタウン大学ケネディ倫理研究所客員研究員を経て、米国ドゥルー大学大学院博士課程修了(医療人文学博士)。現在、財団法人モラロジー研究所道徳科学研究センター主任研究員、麗澤大学・静岡県立大学非常勤講師。主要研究は、バイオエシックス、医療人文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ソーシャ

1
自律・無危害・仁恵・正義の4原則を提唱したことで世界的に有名な生命倫理学の教科書。結構厚い上に文字数も多く、眠い本ですが、その分内容は濃いです。少し難度は高めなので、別の本である程度知識を得てから読むべき本かもしれません。2013/11/25

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