目次
第1章 モーリャックのアンガジュマン(社会参加)の軌跡(偽善的ブルジョワ社会とのたたかい―キリスト教民主主義の立場に立って;衆愚的民主主義への憎しみ―反議会民主主義 ほか)
第2章 ブルジョワとしてのモーリャック(ブルジョワ社会を擁護するモーリャック―資本主義社会に対するモーリャックの基本的見解;モーリャックと社会主義者たち ほか)
第3章 文学の中におけるヒューマニスト・モーリャック(情熱的人間―モーリャックの愛した人々;女性へのまなざし―モーリャックの小説のフェミニズム ほか)
第4章 モーリャックの矛盾(『テレーズ・デスケルー』における不快さ;ブルジョワ生活の享受をめぐって)
著者等紹介
柏原紀久子[カシワバラキクコ]
大阪大学文学部卒、同大学院博士課程終了。梅花女子大学教授
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