史実シリーズ
抗日霧社事件の歴史―日本人の大量殺害はなぜ、おこったか

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784889008180
  • NDC分類 222.406
  • Cコード C0022

内容説明

日本は日清戦争に勝利し、台湾を手に入れ、植民地統治に積極的に乗り出す。日本による強引な台湾統治は、数多くの抵抗と悲劇を生んだ。この本の主題である抗日霧社事件は、殺された日本人134人にたいし、約4200人の日本軍、警察、軍夫らが近代兵器で、抗日タイヤル族を虐殺、成人はほぼ全滅させられた。今年はその70周年にあたる。聞きとり調査に20年余の歳月を費やした在野史家による地を這うような史実発掘は、時をこえた今も日本人の胸を打たずにおかない。本書は霧社事件の全貌を明らかにする待望の翻訳書である。

目次

1章 抗日霧社事件(抗日六部落;抗日霧社事件の原因;抗日霧社事件の経過;「保護蕃」収容所;第二霧社事件;抗日霧社事件の結末)
2章 抗日霧社事件日誌
3章 霧社史話
4章 タイヤル族とその発祥伝説(タイヤル族の分布と発祥伝説;霧社地区のタイヤル族)

著者等紹介

〓相揚[トンシャンヤン]
1951年、台湾南投県埔里に生まれる。中台医専検科卒業。現職は医療検査技師。埔里の牛眠山で育ち、平埔族の人々の文化の消滅と変遷に関心をもつようになる。埔里のキリスト教病院に勤務時、多くの原住民と親しくつきあい、医療検査所開業後、仕事の合間をぬって、霧社事件の調査やタイヤル族、サオ族、平埔族に関するフィールドワークを20年おこなってきた。編著書に『(埔里)平埔族古文書遡源』『埔里盆地平埔族グループの言語消滅の原因』『碧血英風』『タイヤルの素顔』などがある

魚住悦子[ウオズミエツコ]
1954年、兵庫県相生市生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士前期課程修了。国際交流基金関西国際センター日本語教育専門員。訳業に『中国 仙人のふるさと』(大阪府立弥生文化博物館・1996年)がある
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