内容説明
本書は、人間形成と人格発達を、主としてエリクソンのライフ・サイクル論や、精神分析的な自我心理学や自己心理学の視点からまとめたものである。乳幼児期から老年期に至るまでのライフ・サイクルを通して、どのような人格形成上の危機があるかを理論と実証研究の二ふの側面から解明しようとした。
目次
序章 はじめに―人間形成とライフ・サイクル
第１章 心理的に誕生するまで
第２章 集団の中から学ぶ
第３章 自分の生き方を見つける
第４章 おとなになる
第５章 中高年の危機をのりきる
第６章 創造的に働く
第７章 人生をまとめる
第８章 自己実現とは何か
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さと
48
勉強のため 決して人の心を論理的に理解しようとか理解すべきと思っている訳ではなく・・・勉強のため。人って面白いと思うが、心を学問として位置づけ体系化したり分析するのは正直面白くない。でもこういったことを学ぶことが心理と関わる仕事をしたいなら必須なのだろう。2015/06/11
