シリーズ社会学のアクチュアリティ:批判と創造
言説分析の可能性―社会学的方法の迷宮から

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784887136540
  • NDC分類 361.04
  • Cコード C3336

内容説明

言説分析とは何か?社会学との関係は?その意義と方法をめぐって錯綜した論議が沸騰するなか、メディア論や知識社会学、計量分析、構築主義等との異同を解き明かし、社会科学の新たな武器としての可能性を追求する。現代のアクチュアリティに迫るシリーズ第3弾。

目次

序章 閾のありか―言説分析と「実証性」
第1章 言説分析とその困難(改訂版)―全体性/全域性の現在的位相をめぐって
第2章 フーコーとマクルーハンの夢を遮断する―フリードリッヒ・キットラーの言説分析
第3章 メディアが編む国家・世界そして男性―サッカーゲームの言説分析
第4章 空白の正義―「他者」をめぐる政治と倫理の不/可能性について
第5章 構築主義と言説分析
第6章 知識社会学と言説分析
第7章 言説分析と実証主義
終章 言説分析と社会学

著者等紹介

佐藤俊樹[サトウトシキ]
1963年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科助教授。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。博士(社会学)

友枝敏雄[トモエダトシオ]
1951年生まれ。九州大学大学院人間環境学研究院・文学部教授。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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