大学史叢書<br> 大学の誕生と変貌―ヨーロッパ大学史断章

大学史叢書
大学の誕生と変貌―ヨーロッパ大学史断章

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  • サイズ A5判/ページ数 258p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784887133136
  • NDC分類 377.23
  • Cコード C3037

内容説明

なぜ創られ、どう改革されたか。日本の大学改革への『原点からの示唆』。

目次

1章 ヨーロッパ型大学の誕生
2章 学位というもの
3章 大学教師と俸給(サラリー)制
4章 大学教授資格の史的素描
5章 学部というシステム―ドイツの場合
6章 大学の設立と認可―チャータリング
7章 初期のキャンパスと建物
8章 大学と地域社会―タウンとガウン
9章 イギリス流の大学改革
10章 歴史を方向づけた大学

感想・レビュー

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かへん

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何かが生まれ、育つ時、そこには物語がある。当然、大学も例外ではない。専門的職業人の寄合〈ギルド〉として12世紀のヨーロッパに端を発した大学は、都市をはじめとする地域社会、皇帝や教会などのインターナショナルな権威、更には強大な国家との闘争・和解・妥協を経て、あるものは隆盛し、あるものは衰退していく。特に第6章「大学の設立と認可」では、闘争の果てに「流産」した大学や、大学設立の裏に見え隠れする国家間の駆け引きなどが詳細に記され、ドラマとして面白い。2014/12/31

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