刀水歴史全書<br> 光太夫とラクスマン―幕末日露交渉史の一側面

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刀水歴史全書
光太夫とラクスマン―幕末日露交渉史の一側面

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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784887081345
  • NDC分類 210.593
  • Cコード C1321

出版社内容情報

ひろく史料を探索して見出した光太夫とラクスマンの実像。「鎖国三百年史観」をうち破る新しい事実の発見が,日本の夜明けを告げる。実証史学によってはじめて可能な歴史の本当の姿の発見

内容説明

「漂民大黒屋光太夫の数奇なる生涯」。世に伝わるフィクションを厳しく取り去った後に、事実の重みが読者に迫る。ソ連崩壊以前からロシア史を冷静に眺め続けた歴史学者が、旧来の「鎖国三百年史観」をうち破り、近代の夜明けの対外交渉の実情を知らせる。

目次

第1章 エカテリナ号の渡来
第2章 神昌丸の遭難
第3章 光太夫たちの帰国の背景
第4章 ラクスマン訪日の目的
第5章 ラクスマンの根室入港
第6章 江戸幕府の対応
第7章 ラクスマン滞在中の根室
第8章 初めての日露交渉
第9章 光太夫たちの江戸送り
第10章 光太夫たちの取扱い
第11章 その後の光太夫たち
第12章 開国への足音

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

100名山

0
ロマンで語られることが多い漂流民光太夫を残された古文書から再構築する著者のライフワーク。日付への拘りが強く、古文書を掲載してくれるのですが、その現代文を付けてくれないので不満が残ります。2017/03/03

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