内容説明
オランダ人水理工師ヨハネ・デレーケが設計した木曽、長良、揖斐の三川分流は、明治３３年に一応の完成をみるのであるが、その評価は、工事完工前後の水害を比較すれば一目瞭然である。濃尾大震災や板垣退助の遭難、農民運動のもり上がりなどを幅ひろくとらえた重厚な大河小説。
感想・レビュー
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ムー
1
これは素晴らしい大河です。感動しました。岐阜県のすさまじい歴史とその中で生き抜いたデレーケはもちろん絹も大垣が誇る女性ですね。度重なる大水害に濃尾地震、台風、それに板垣失踪事件など勉強になりました。我ベスト作品に入る名作でした。巡り合えた。2015/02/09
