内容説明
古代ロシア建築・ロシアの木造建築・モスクワのクレムリン宮殿の3部構成。ロシア建築史の文脈上、これらがどう位置付けられるかを興味深く語る。
目次
第1章 古代ロシアの建築(キエフ・ルーシ;ノヴゴロド;北東の辺境―ウラジーミル・スーズダリ地方)
第2章 ロシアの木造建築―コローメンスコエの離宮とキジ島の建築群(八番目の不思議―コローメンスコエの離宮;キジ修道院要塞(ユネスコ世界遺産)
キジ島の木造建築博物館にて)
第3章 モスクワのクレムリン(モスクワは一日にして成らず;クレムリンの建築アンサンブル)
著者等紹介
浜野アーラ[ハマノアーラ]
モスクワ生まれ。モスクワ大学史学部美術史科卒。専攻はロシア建築史・露仏美術交流。ロシア連邦建築家同盟正会員。現在複数の大学でロシア語を教え、講演を行うほか日本語文献のロシア語への翻訳も手がける
浜野道博[ハマノミチヒロ]
1948年大阪生まれ。京都大学卒。1977‐78年モスクワ大学留学。対ソ専門商社勤務後、ロシア・CISビジネスコンサルティングに従事。極東産業取締役社長
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