悔いは、あります。

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784883970780
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

目次

序章 引退決意―激しく揺れ続けた43日間の苦闘
第1章 高校時代―幻に終わった甲子園のマウンド
第2章 ドラゴンズ入団―プロ初勝利までの試練
第3章 エースへの階段―闘将・星野監督の熱血指導
第4章 怪我の功名―左手首骨折から生まれた武器
第5章 “10・8”最終決戦―名古屋が涙に暮れた夜
第6章 プライド―よき先輩、最高のライバル、そして屈辱
第7章 栄光からの転落―左肩を襲った魔物との闘い
第8章 ラストシーズン―すべてを賭けて挑んだ最後の一年
終章 最後のマウンド―心に響いたファンの声

著者等紹介

今中慎二[イマナカシンジ]
1971年3月6日大阪府生まれ。182cm、73kg。左投左打。1989年、大阪桐蔭高校からドラフト1位で中日ドラゴンズへ入団。2年目から二桁勝利を挙げ、1993年には沢村賞、最多賞(17勝)、最多奪三振賞(247個)、ゴールデングラブ賞、ベストナインと、投手タイトルを独占した。また、同年からは4年連続で開幕投手を務める。ところが1996年の開幕直後、左肩に違和感を覚えてから不振に苦しんだ。1999年には左肩の手術に踏み切ったものの、その後も成績は振るわず、2001年シーズン終了後、ついに現役引退を決意。現在はNHK、中日スポーツで、プロ野球解説者として活躍中
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感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

116
私的にはやはり中日ドラゴンズのサウスポーといえば、この方「今中」になるかなと。レジェンド「岩瀬」や「野口」らもいますが、やはり「今中」の全盛期はホント、凄かった印象があります。ケガに泣かされ、長い間活躍はできませんでしたが、通算成績の中で91勝と僅かに百勝には届かずとも74完投は凄まじいですね。あるシーズンどのイニング数は247回と、まさしく'鉄腕'でした。あの伝家の宝刀カーブがうまれた秘話が書かれており、意外な産物だったんですね。大阪桐蔭の一期生として入団し、数々の名シーンを残してくれた名選手です。2020/05/24

Yasutaka Hori

1
3歳のころから出身でもないのに大の中日ファンなのですが、今中は本当にすごい投手でした。自分は中学卒業まではサッカー、高校・大学はアメフトだったのですが、高校時代アメフトなのに今中が好きで背番号は14。あれだけの投手でありながら比較的短命に終わった姿をリアルタイムで見ていたからこそ、「悔いは、あります」。本当に悔いが大きいのだろうし、率直すぎる表題に共感。2015/12/31

まろーん

0
ドラフトを巡るドタバタが興味深い。夏早期敗退では指名に半信半疑になるのも無理はないか。2013/03/01

ciaom

0
息子に勧められて読んだ。息子は普段は漫画くらいしか読まないのに、野球が大好きなこともあり、一気に読んでしまったようだ。そして「すごく感動するよ」と私に勧めてくれた。それは、この本の中から息子が何かを学んだ、ということなのではないだろうか。2018/03/15

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