アイヌ文化の基礎知識

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アイヌ文化の基礎知識

  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 草風館(1993/10発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883230648
  • NDC分類 389.11
  • Cコード C0039

出版社内容情報

日本列島の先住民であるアイヌ民族の生活文化をわかりやすく解説。アイヌ語/歴史/生産活動/衣食住/信仰生活/コタンの暮らし/一生の儀礼/芸能世界/文献見学施設などアイヌ文化小百科。

ことば■アイヌという言葉の意味/アイヌ語はどこで話されていたか/アイヌ語はどんな言葉か/アイヌ語と日本語は関係があるのだろうか /アイヌ民族はなぜ文字を持たなかったか/身近にあるアイヌ語/アイヌ語学習運動の現在
ひとびとのあゆみ■アイヌ民族に歴史はあるか /いつから日本の歴史に登場するか/江戸幕府と松前藩とアイヌ民族の関係/コシヤマイン・シヤクシャインの戦い/アイヌ絵とほ何か/アイヌ文化の起源一北海道の歴史をながめてみる
えものをとる■狩猟と漁携と採集の生活-どんなものをとっていたのか-/クマ猟にいどむ知恵/シカ猟のくふうと技術/川をのぼるサケをとる/海獣猟のわざ-キテのしくみ-/アイヌの人々は農作物を作っていたのか
よそおう■材料別にみる衣服の種類/獣皮衣/アットウシ(樹皮衣)を織る /草皮衣を作/木綿衣のいろいろ/衣服の文様-刺繍文様や切伏文様一/盛装のとき身につけるもの/下 着-モウルなど一/労働のときの衣服
たべる■どんなものを食料としていたか/食卓のおもなメニュ/肉や魚などを生で食べていたか/食料をどやって保存したか/日常と儀式による食事の違い/食生活のメリット
すまう■家のつくり/家の

「アイヌ」と聞いて何を想像するだろう。知っているようで、じつは何も知らないのではないだろうか。本書は、アイヌ民族の「言葉・歴史・狩猟・衣装・食事・社会構成・一生・遊び」について、写真やイラストを用いて、わかりやすく解説するだけでなく、参考文献・資料館までも紹介した懇切丁寧なハンドブックに仕上がっている。         (1993.12月号 歴史読本)

内容説明

本書は、アイヌモシリ(大地)のうえで自然の恵みを享受して、自然とともに生きてきたアイヌ民族の生活文化を、わかりやすく説明したものです。

目次

ことば
ひとびとのあゆみ
えものをとる
よそおう
たべる
すまう
神々とひとびと
むらのしくみ
ひとの一生
うたとおどりと遊び
より深く学びたい人へ―参考文献や見学できる施設

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

43
苫小牧から電車で20分の白老にあるアイヌ民族博物館が、やさしい言葉で解説したアイヌの言語/歴史/狩猟/衣装/食事/住居/宗教/村/一生/歌と踊り。民族誌=生活誌といってよい。言葉や歌、踊り以外はすでに失われていて、明治以降の聞き取り調査によって再現したものだという。考えてみれば、近世の農民の生活誌すら無知な私は、和人のことも知りたくなったのだが、大変興味深かった。とりわけ宗教。仏教などの影響がないので、アニミズム的な神々に囲まれた生活、神と自然と人間が一体化した生活が、純粋な姿で現れているのが印象的だ。2015/04/09

かおりんご

26
北海道旅行のあと、アイヌの歴史が知りたくなって手にした本。ざっくりとしたアイヌ民族のことがわかります。が、やっぱり用語が難しい。それ、どういう意味だっけ?と戻りつつ、アイヌ語の意味を確かめながら読了。アイヌの虐げられた歴史については、あまり深くかかれていなったのが残念。そこが一番知りたかったのに。2018/09/15

みや

22
アイヌ民族には文字が無いため、記録は和人によって書かれたものしかない。未知の部分は多々あれども、自然と暮らす精神や知恵、神や家族と生きる厳しさと温かさなどが、残された道具や言い伝えから真っ直ぐに伝わってくる。特に猟の方法やチセの内部は、絵のおかげで具体的なイメージを持てた。信仰の部分が最も興味深い。神は「人間の生活に必要なもの、人間の能力以上のものをもったもの」。神の国が地下派と天上派で分かれるなど、アイヌの中でも地域差があるのは面白い。文字が無いからこそ豊かな口承文芸を、いつか音声で味わいたい。2021/09/26

ミミミ

3
小学校の教科書ぐらいわかりやすい。参考文献古いけど、増補改訂版が出てるらしい。古い方借りちゃった。2018/05/25

石ころ

3
ゴールデンカムイでアイヌ文化に興味を持ったので。アイヌの信仰面白いなー。2018/04/28

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