武器なき祈り―フェラ・クティ、アフロ・ビートという名の闘い

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784883203116
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0090

内容説明

本書は、ナイジェリアに何度も通い、身近に接した「アフロ・ビートの帝王」フェラ・クティの実像とそのメッセージに迫った渾身作である。

目次

夢に降りたフェラ
ヨルバの宗教
ビシバシ親父と少年時代
マルコムXとブラック・ムーブメント―米国ツアーの洗礼から疾走するアフロ・ビートまで
ナイジェリア、政治の歴史とフェスタック
パン・アフリカニズム
カラクタ炎上
オバサンジョ将軍はなぜ大統領になったのか
インターナショナルな大泥棒
フェラと28人の妻たち
マイドゥグリ、終身刑の悪夢
母の死
帰還、そして最後のメッセージ

著者等紹介

板垣真理子[イタガキマリコ]
写真家。ジャズ・ミュージシャンの撮影をきっかけとして写真家としての活動を開始。以来、アフリカをはじめとして、ブラジル・カリブ・アジアを単身渡り歩く熱帯写真家であるとともに、熱帯のごとき熱い文章を著すエッセイストでもある
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jahmatsu

2
フェラの人となり、生き方、考えが見えてくる、 とても魂の込もった熱い愛のある本だった。2016/11/13

kei

2
たぶんフェラ・クティというアーティストに最も近かった日本人の一人なんだろうけど、その立場から彼に迫るというよりは彼という人間を通しての「祈り」かな、表題通りに もっとその伝記としてや音楽的な価値としての面が読めるのかと思ってたからちょっと肩透かしをくらった気分 とは言え、読んでるとその面白さがこっちを囲んで踊り出すから不思議だ2015/08/14

watershed

0
事実+フェラからの聞き取り+魂の交流で構成されている。大麻や女性関係など美化せずに描いている。フェラはPESTの本質を直感的、肉感的に大衆に伝えた男だった。それは、ポピュラーミュージックの本質である。2017/01/22

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