内容説明
藤村はどのように「英語」を受容し、みずからの文学に取り込んでいったのか。藤村文学の深奥に潜む藤村と英語の分かちがたい関係を緻密な検証で解き明かす。
目次
第１章 藤村の英語力（『人生に寄す』；『郭公詞』 ほか）
第２章 藤村と英語の接点（英語の語句・語法・文法；英語の構文 ほか）
第３章 英訳された作品（“ＴＨＥ ＢＲＯＫＥＮ ＣＯＭＭＡＮＤＭＥＮＴ”『破戒』；“Ｔｈｅ Ｆａｍｉｌｙ”『家』 ほか）
第４章 自然美への開眼―ワーヅワス、ラスキンと関わって（馬籠における幼児体験；藤村とワーヅワス ほか）
著者等紹介
八木功［ヤギイサオ］
１９２９年京都府に生まれる。１９５１年同志社大学文学部英文学科卒業。１９５１年４月～１９８８年３月京都府立高校に勤務。１９８８年４月～現在、大阪国際学園非常勤講師
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